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大阪の店舗デザイン・設計事務所|マウストラップ

鬼鉄刃物|京都・河原町の刃物専門店 店舗デザイン・設計

執筆者の写真: 佐伯 浩之|一級建築士
佐伯 浩之|一級建築士
9月11日
読了時間: 3分

更新日:7 日前



PROJECT OVERVIEW / プロジェクト概要

京都・河原町通り沿い、蛸薬師通にもほど近い場所に、2026年にオープンした刃物専門店「鬼鉄刃物」。インバウンドで賑わうこのエリアで、高級包丁を扱う、デザイン面積39.12㎡の店舗。マウストラップは、店舗デザイン・設計とロゴデザインを担当した。


目指したのは、高級包丁にふさわしい重厚感と、通りから気軽に立ち寄れる入りやすさの両立。刃物の美しさを引き出す照明、整然とした商品展示、店内へ視線が抜ける開放的なファサードによって、専門店としての魅力が外まで伝わる空間を計画した。


CONCEPT / コンセプト

空間の着想は、刀を打つ際の「火」と「石」。黒を基調とした内装に、石を思わせる表情の什器と、炎を連想させるオレンジ色の光を組み合わせ、刃物が生まれる場の力強さと熱を表現した。


照明計画では、商品を見せる光と空間を演出する光、それぞれの役割を重視。刃物を直接照らす部分には電球色を用い、刃の輝きや一本ごとの姿を引き立てた。展示背面や足元にはオレンジ色の間接照明を配し、壁面や床に広がる光が、落ち着いた空間の中に炎の余韻を感じさせる。


ロゴは、「鬼鉄刃物」の文字を力強い筆文字で表現。鬼のマークには刃物を思わせる角の形状を取り入れ、空間からサイン、店内の暖簾まで、一貫した店舗の個性をつくり上げた。



🪤 TRAP POINT / 仕掛けポイント


  1. ファサードの象徴となるのは、幅900mm×高さ1,100mmの鬼の面。シルバーの特殊塗装を施した立体的な表情が光を受け、刃物を思わせる鋭い輝きを放つ。黒い外装とのコントラストによって、通りを行き交う人の視線を引きつける存在とした。




  1. 「入りやすく、外から何の店かがわかるように」という施主の要望に対し、入口をサッシで仕切らない開放的な構成を採用。通りから壁面の包丁や奥の暖簾まで見通せるようにし、商品そのものが店の魅力を伝えるファサードとした。さらに、店内の奥側にも間接照明を設け、外から見た際に暗く沈まないよう、視線の先に明るさを持たせている。




  1. 壁面の展示には、包丁を直線状に美しく並べるため、マグネットによる固定方法を採用。複数種類を実際に試し、展示に適したものを選定した。水平に連なる包丁と、縦のラインに沿って斜めに並ぶ包丁を組み合わせ、整然とした中にも変化のある展示を構成。一本ごとの形や仕上がりを見比べられる、刃物専門店ならではの見せ方を追求した。



仕掛けのある店舗を。

ブランドの世界観を空間に落とし込み、

通りから店内まで、記憶に残る店舗をデザインします。


新規出店・リニューアル・店舗設計をご検討の方は、お気軽にご相談ください。







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