御料理 堀川|大阪・天満の日本料理店デザイン・店舗設計


PROJECT OVERVIEW / プロジェクト概要
大阪・天満に、2014年にオープンした日本料理店「御料理 堀川」。有名店で料理長を務めたオーナーの独立開業にあたり、店舗デザイン・設計を担当した。デザイン面積は89.19㎡、席数はカウンター8席、個室8席の計16席。料理人の仕事を間近に感じられるカウンターと、落ち着いて食事を楽しめる個室を備えた空間を計画した。
左官仕上げのファサードから、無垢材のカウンター、唐紙を用いた個室まで、素材の表情を丁寧に組み合わせ、本格日本料理を提供する店にふさわしい品格と温かさを整えた。
CONCEPT / コンセプト
料理と料理人の所作が引き立つ、静かで上質な空間を目指した。ファサードはシンプルな構成を基本とし、左官の塗り分けによって壁面に緩やかな動きを与えた。素材の質感と陰影で高級感を表現し、店内へと続く期待感をつくっている。
照明計画では、カウンターに置かれた料理が美しく、おいしそうに見えることと、料理人の手元をしっかり照らすことを重視した。必要な場所に光を届けながら、周囲には柔らかな間接照明を配し、明暗にメリハリを持たせている。食事をする側の心地よさと、料理を仕上げる側の使いやすさを両立させた。
🪤TRAP POINT / トラップポイント

空間の中心となるカウンター天板には、アサメラの無垢材を採用し、ウレタン塗装で仕上げた。豊かな木目と自然な輪郭が、料理を受け止める背景となり、カウンター席に温かさと存在感を与えている。個室の壁面には、金色の「小桐陰日向(こぎりかげひなた)」の文様を配した唐紙を採用。繊細な柄が光を受け、落ち着いた室内に控えめな華やかさを添える。
土間には、3つの石を寄せた組み合わせを散りばめる「ひふみ石」を取り入れた。足元に小さな変化をつくり、歩くときにも和の意匠を感じられる仕上げとしている。

トイレは金粉風のクロスで壁面を包み、黄金色の空間を演出。赤い洗面ボウルの裏側から光を当て、器そのものが発光するような幻想的な表情をつくった。客席の穏やかな雰囲気から印象を切り替え、店内の細部にも記憶に残る体験を織り込んでいる。
仕掛けのある店舗を。
素材の選び方から、照明、ディテールまで。
料理人の技と料理の魅力を引き立て、その店ならではの体験をつくります。
新規出店・リニューアル・店舗設計をご検討の方は、お気軽にご相談ください。
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